日米の野球ファン(じゃなくても)を揺るがしている、大谷選手と水原通訳の問題。
3月26日に大谷翔平選手が会見で話した内容が少々入り組んでいるので、わかりやすくまとめたいと思います。
これは大谷選手側の主張となります。(日にちや時刻は日本時間にしています)
大谷選手が水原元通訳の嘘と言っている部分に①~③の番号を振っています。
結論から言うと、「一平さんが嘘をついていた」
3月15日 大谷選手・水原元通訳らが韓国へ出発
ここで、大谷選手は飛行機の前で撮った写真で奥様を公開しています。
韓国着後、翌週の開幕戦に備える週末を過ごす
このときに、米スポーツ専門放送局ESPNから、「大谷選手が違法賭博に何かしら関わっている可能性があるのではないか」という内容の取材依頼を代理人が受ける。
代理人はおそらく水原元通訳に最初に連絡を取った。(ここは会見では述べられていません)
このとき水原元通訳は、①「大谷選手は、(だれか他の)友人の借金の肩代わりをしてあげた」と、代理人に伝えた。
この時点で、大谷選手はそのような取材依頼が来ていることも知らなかったそうです。
しかしその後、②「実はその送金は自分の借金返済のためで、大谷選手が肩代わりをしてくれた」と代理人に話した。
その結果代理人はESPNにそのように答え、水原元通訳はESPNの電話取材を受けた。
この時点でもまだ、大谷選手は事態を把握していなかったそうです。
3月20日 ドジャース対パドレス MLB開幕戦
試合中も、大谷選手はこの騒動について何もしらなかったとのこと。
しかし、水原元通訳はドジャーズを解雇となりました。
試合後のロッカールームで、水原元通訳が自分で、英語で、状況(自分が借金を作り、それを大谷選手が肩代わりしたこと)と自分の病気について、チームやチームメイトに説明しました。
大谷選手はこのときも、何か変だな、とは思いつつも、状況を理解できていませんでした。
しかし水原元通訳は、すべてのことについて③大谷選手とコミュニケーションを取れている、と代理人らに話していたそうです。
大谷選手はロッカールームで「水原元通訳が解雇になった」ということはわかったのかどうか。それは会見では言及されていません。
「自分にはそのときに通訳がいなかったので….」と言っていたので、もしかしたら「解雇」についても理解していなかったのかもしれません。
大谷選手は水原元通訳に「ホテルに戻って、ふたりになったときに、ちゃんと説明する」と言われました。
3月20日深夜、ホテルに戻り、2人で話をしました。
このときに水原元通訳が大谷選手にどのように説明をしたのか、詳細については言及されませんでしたが、
大谷選手は、「これはおかしい」と感じて、代理人に連絡を取りました。
この時点ではじめて、大谷選手は事態を把握した、と会見では言っていました。
代理人を交えて話をして、事態は「窃盗にあたるのではないか」ということになり、チームに連絡。
ESPNに対しても、水原元通訳が取材に答えた記事の訂正を求めたようです。
と言った流れを、大谷選手は会見で説明していました。
ショック、という言葉では表現できない気持ち…
大谷選手は会見で、水原元通訳の起こした事態に対して、このように言っていました。
大谷選手が「水原元通訳が嘘を」といったのは、大きく3つあったように思います。
①他の友人の借金を肩代わりした、と代理人に伝えた
②実は自分が作った借金で、大谷は自分のために肩代わりをしてくれて、送金した
③大谷選手には何も伝えていなかったが、すべてコミュニケーションが取れていると装っていた
以上が、3月26日の大谷翔平選手の会見の流れをまとめたものです。
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